GUNGRAVE (ガングレイブ)
第8話『FAMILY』
「鉄の掟だか何だか知らないが、あれだけの人数だ。叩けば埃の出るやつも必ずいる」(ハリー)

というわけで、遂にファミリーの一員にのし上がったブランドンとハリー。
が、今回はファミリーの鉄の掟「決して裏切らない」に殉じた2人のファミリーのお話だった。
鉄の掟を鼻で笑い、ただ上を貪欲に目指すハリー。それを守りつづけるブランドン。

ベアとシドという2人のダンディ叔父さん、格好良かったですね、渋かったですね。
で、ワシが注目したのは九頭文治(CV:立木文彦)だ。
前回のお話でブランドンの舎弟として活躍するようになった、作中で唯一の日本人であり、2丁拳銃を操る腕利きのガンマンだ。
ブランドンは主人公でありながら、基本的に寡黙だ(エアマスターの主人公に匹敵する?)。しかも、基本的に近くに話す相手も置かれてなかったので、心情のほとんどをナレーション形式で語る形になっていた。
そこで登場したのが弟分の九頭文治だ。
文治はブランドンを観察する眼であり、視聴者の眼ともなる。
それを強く印象付けたのは、ベア亭でブランドン・文治・ベア・シドの4人で飲んで、帰りの車でのブランドンと文治のやり取りだ。

文治「兄貴、あれがファミリーってやつですかい? オレは孤児なもんで家族ってやつはよくわからないんすよ」
ブランドン「・・・オレもだ」

おそらく、文治はこれからもブランドンというキャラを描くにあたり重要な役を果たすのではないかと自分は睨んでいるのだ。


↓毎週アニメ版ガングレイブの感想を細かく書いているサイト(>>緋野出シリーズ.web Ver.03
http://hinode.main.jp/hinode/gungrave/gungrave.htm
あらすじを羅列するでなく、本当に細かく詳しく書いているので凄いのぅ。