注意!!!
鋼の錬金術師 第7話『合成獣が哭く夜』のネタバレがあります。
注意!!!

鋼の錬金術師 第7話『合成獣が哭く夜』

あちこちで反響があったエピソードでした。好評・不評とりまぜて。
この作品への注目の高さが伺えます。
実際、私も第3話以降は概ね高い評価を持ってみているところです。
が。
自分的にはこの第7話は悪くないのですが、作品の物語のイベントとしてはどうでしょうか?

◆エピソードの意義

この話では、主人公兄弟が居候した国家錬金術師が地位を失うのを怖れ、娘を実験材料にしてしまいます。
それに対して主人公が憤慨する。
そんな話です。
それ以上でもそれ以下でもないエピソード。
問題は、この話が物語の大筋への絡み方。そして、主人公兄弟への影響です。
もしもそれらが描かれなければ、この話は単なる“かわいそうな少女のお話”であり、エピソードの存在意義は無いに等しいでしょう。
アニメ感想サイトを管理されているmasproさんが今回のハガレンの第7話の解釈について長文を描かれていますが、この第7話が単独では“単なる悲劇話”であるがゆえに、意味を見出しにくいのが原因の一つではないでしょうか?

◆今後の展望
ただ、鋼の錬金術師のTVアニメシリーズは一年の予定であり、これはその序盤です。
期待をして良いかは判りません。
しかし今後、この第7話が意義あるエピソードになる可能性は大いにあると思います。
結局は視聴者は文句を言いながら、毎週TVの前に座るのでしょう。
多分、私はそうです(笑)