ディメンション・ゼロ-グランプリ2-地方予選大会報告

2006年4月8日(土)、徳島県立総合福祉センター で開催、私がジャッジをしたディメンション・ゼロ-グランプリ2-地方予選大会について、簡単なレポートを。

参加者は中学生から社会人まで揃った13名。いつもFBに集まっている面子とは異なる方も集まりました。
各々思い思い練ってきたデッキで鎬を削る様は、ジャッジをしている私も手に汗握るものでした。
終戦は青緑歌劇場デッキVS青単色デッキの壮絶な殴り合いとなり、青緑側がユニットの大きさで押し切った形で、見事勝利。優勝を果たされました。

デッキ傾向としては、

青緑3
黒緑1
赤黒1
緑 3
黒 4
青 1

といった感じで、単色デッキには、タッチで【バードマン・ソウル】のみを投入しているパターンや、サイドから別文明を投入する構成のものも含まれています。

優勝した歌劇場デッキの強力さにも目を見張るものがありますが、やはり注目すべきは強力な黒コントロールと、新たなる強力フィニッシャー黒の【幻影王ルドルフ】と緑の【大巨人ゴッドファーザー】の非凡さでしょう。
黒の強力さは、【シャドー・ソウル】【愛撫の魔煙フェザー】というカードを得て更に強烈になりました。
また、実際に対峙してみるとわかるのですが、【ルドルフ】と【ゴッドファーザー】、彼らの制圧力はとんでもありません。特に【幻影王ルドルフ】の方は、墓地から釣ってきたユニットを殺されても何度も釣り直せるので、場のコントロールも行いやすく、元を断たなければひどい目にあうこと請け合いです。

その他、赤黒の【蠢く死者】を軸にすえたコンボデッキや、決勝で惜しくも敗れたもののその機動力で次々と緑を葬っていった青単色の軽量デッキ、【妖魔の預言者】【いばらの森】、そして【大巨人ゴッドファーザー】といった新たなフィニッシャーを得た緑単、それぞれ無視できないでしょう。
今回の大会にはいませんでしたが、白緑もメタの流れしだいで表舞台に出てくる侮れない存在です。

といった感じな大会でしたが、まだまだデッキのほうも進化するでしょうし、各地の大会結果も気になるところです。それにより、新しいメタも生まれることでしょう。楽しみです。
さて、今度は自分の参加する大会準備をすすめようかな。