2004年アニメ作品振り返ってみるシリーズ

2004年に最終回を迎えた作品で印象深かったもの。

  • ローゼンメイデン」 --PEACH-PITの漫画(コミックバーズ連載)のアニメ化。
    • 主人公の引きこもり少年の元に自分の意思で動く美しい人形(ローゼンメイデン)が届く。その人形は真紅と名乗り、少年をパートナーにすると言い出す。その時から少年は、アリスゲームという人形同士の戦いに巻き込まれていく…物語。
    • 主人公と自動人形達とのドタバタコメディだったり、人形同士の戦いを通して主人公が成長したりと色々な形でローゼンメイデンという世界とそのキャラクターを楽しめました。
    • アニメ化の以前に原作となる漫画を読んだことはあったのですが、その時は話についていけませんでした。ですがアニメ化したものを見たときは、驚く程自然に物語に入っていけました。ローゼンメイデンという神秘の自動人形とその物語、主人公の引きこもりの原因となった心の傷のエピソード等々、その描写は説得力を持っていたように感じました。その辺りは音楽を含めた“演出”の力なのでしょう。
    • 同じくPEACH-PIT原作でやはり昨年アニメ化された「DearS」や先に挙げた「美鳥の日々」もアニメで描かれることで(同じ物語を描かれるとしても)漫画にプラスアルファの魅力を与えていたと思います。