デュエルマスターズ

アニメではなく、実際のカードゲームの話です。

5/22FB徳島バトルアリーナレポート

16/5/22に開かれたFB徳島バトルアリーナに参加しました。
参加者は50名という、FB徳島にしても最大級人数の大会でした。
つうか、暑かった! 会場のキャパシティーを越えてますもの!

大会形式は、人数が多いためシングルイルミネーション(1回負けたら終わり)の6回戦1本勝負でした。
デッキは【紅神竜バルガゲイザー】を中心にしたドラゴンデッキ。レシピは“こちら”
最初は「【バルガゲイザー】? 子供騙しのカードでしょ?」とか言われたりしましたが。
なんだかんだと約1ヶ月調整を続けたデッキです。やってみるさ!



【紅神竜バルガゲイザー】
6コスト ボルケーノ・ドラゴン 5000
■このクリーチャーが攻撃するとき、自分の山札の上から1枚目を表向きにして良い。
そのカードがドラゴンであればバトルゾーンに出し、ドラゴンでなければ自分の墓地に置く。
パワーアタッカー+1000



バルキリー・ドラゴン】
7コスト アーマード・ドラゴン
■Wブレイカ
■このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、自分の山札を見る。
その中からアーマード・ドラゴンを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。
その後、山札をシャッフルする。



○ 第1回戦 自然光 ビーストフォークデッキ&パトローバ 後攻 勝ち

相手はペトローバ入りビーストフォークデッキ。

後攻スタート。
初ターンは互いにマナを置いてターンエンド。相手のマナにはビーストフォークが。「速攻でこられると厳しいなぁ」と思ったら、戦いは何故か長引く。

相手は2ターン目に
【怒髪の豪腕(レイジ・アーム)】(自然、第8弾)を呼ぶ。
こちらは2ターン目にできる行動はないのでマナ置くのみ。
相手3ターン目、【青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)(】(第1弾、自然)召喚。やな感じだ。・・・と思ったら殴らずにターンエンドする相手。返しのターンに【幻竜砲】(火、第6弾)で【怒髪の豪腕】を焼く。とりあえず相手の戦力を削がねば。
4ターン目、互いにマナチャージのみでエンド。返しのターンに【コッコ・ルピア】(火、第6弾)を召喚。
5ターン目、互いにマナチャージのみ。相手の手はともかく、こちらは6マナ以下のドラゴンが不在だったので仕方が無い。
相手6ターン目、【コッコ・ルピア】
【ナチュラル・トラップ】(第1弾、自然)。でも殴らない相手。返しのターンにバルキリー・ドラゴン】、その特殊能力でデッキからバルキリー・ドラゴン】を手札に。とりあえず、コツコツ戦陣を整えるしかない。
相手7ターン目、【ナチュラル・トラップ】バルキリー・ドラゴン】に。ここでようやく殴り始める相手。返しのターン、先ほど手に入れたバルキリー・ドラゴン】を呼ぶ。
相手8ターン目、ここで初めて光文明をマナに置き、【光器ペトローバ】(光、第9弾)を召喚。なるほど、これを待っていたのか。おそらく【バースト・ショット】(火、第2弾)を警戒していたのだろうが、お陰でこちらのチャンス! 返しのターンで手に握っていた【バザガジール・ドラゴン】(火、第6弾)を召喚して一斉攻撃して相手クリーチャーを殲滅!
相手は焦ったのか【雷鳴の守護者(らいめいのしゅごしゃ)ミスト・リエス】(光、第4弾)と【孤高の願(ハイエスト・ブレス)】(自然、第4弾)を呼ぶが、当然【バザガジール・ドラゴン】の餌食。
相手は何も出せず、バルキリーとバザガジールで相手を屠って終了。


○ 第2回戦 火闇水 スラッシュ 後攻 勝ち

相手は呪文デッキのいわゆる除去コン。つうか、少年アケノだった。
ドラゴンを展開していければ楽なのだが・・・

後攻スタート。
序盤は互いにマナチャージのみ。
こちら3ターン目に【コッコ・ルピア】を召喚
が、相手4ターン目に【幻竜砲】で焼かれる。うぬぅ。
と思ったら、その返しのターンに今引き【コッコ・ルピア】。お客さんラッキー! 即召喚する。
相手5ターン目、
【スケルトン・バイス】(闇、第8弾)を打ち込まれるも、手札に残った1枚はバルキリー・ドラゴン】。返しのターンに即召喚して、特殊能力で手札にバルキリー・ドラゴン】を入れる。苦い顔をするアケノ少年。
そのままバルキリー・ドラゴン】を続けて呼びつつ、殴る。相手シールドから【デーモン・ハンド】(闇、第1弾)が発動するも、どんどん呼び出すドラゴン軍団の前には無力で、そのまま撲殺。


○ 第3回戦 闇水 「ゴースト・バロム」 後攻 勝ち
後攻スタート。
初ターン、相手のマナに
【孤独の影 ロンリー・ウォーカー】(闇、第6弾)が。
(ガチャックス・・・か?)嫌な予感が芽生える。
しかし、相手は3ターン目までマナを置くのみ。こちらも
【コッコ・ルピア】【トット・ピピッチ】(火、第8弾)も引けず、チャージに終始。
相手は4、5ターン目に【スケルトン・バイス】を続けて打ち込んできて、こちらの手札はボロボロに。そして、相手6ターン目に
【アクアン】(水、第4弾)を召喚。5枚中4枚ドローという圧倒的アドバンテージ!(うわぁ・・・)返しのターンに【ディメンジョン・チョーカー】(闇、第8弾)を召喚するも、墓地のドラゴンは2体(他は呪文だった)。あんまり嬉しくねぇ。とはいえボロボの手札だったから、あまり贅沢はいえない。
相手は【飛行男】(闇、第7弾)、【呪いの影シャドウ・ムーン】(闇、第4弾)、
さらに【孤独の影ロンリー・ウォーカー】召喚から【絶望の魔黒ジャックバイパー】(闇、第3弾)に進化・・・と存分に展開。でも殴らない。6対以上召喚してから一息に殺すつもりか?
その間、こちらは今頃になってドローできた【コッコ・ルピア】【トット・ピピッチ】、さらに。
そして待望のアタッカー【紅神竜ジャガルザー】(火、第6弾)を召喚。これで逆転の目も出て来るか?
こちらが【ジャガルザー】を召喚した返しのターンに、初めて攻めに転じる相手。一気に3枚シールドをブレイクされる。なるほど、【絶望の魔黒ジャックバイパー】【呪いの影シャドウ・ムーン】の効果で相手のクリーチャーは死ににくい。
しかしその返しのターン。シールドから手に入った【黒神竜ギランド】(闇、第8弾)と2体目の【紅神竜ジャガルザー】を召喚して一斉攻撃! 一ターンで勝利!


○ 第4回戦 火水 ヴァルボーグ速攻デッキ 後攻 勝ち

相手は大会でよく顔を合わす少年。
後攻スタート。
相手1ターン目、相手はマナゾーンに【スパイラル・ゲート】(水、第1弾)をチャージ。前に大会で戦ったときには闇水使いの少年だったので今回もそうかな、とか考える。
相手2ターン目、【不死身男爵ボーグ】(火、第1弾)召喚。
キャー! 火速攻じゃねぇか! このデッキの対火速攻の勝率知ってるのかテメー! 仕方ないなぁ、でもこちらはマナ置いてエンド。
相手3ターン目、スピードアタッカー【解体屋ピーカプ】(火、第5弾)を召喚。一気にシールドを2枚ブレイクされる。
ギャー!!超速攻じゃねーか!
返しの自分3ターン目、とりあえず落ち着こう。手は一つしかない。【トット・ピピッチ】を召喚してターン終了。
相手4ターン目、相手少し悩んだ後、
【襲撃者エグゼドライブ 】(火、第6弾)を召喚。ぐぅ、手札破壊もブロッカーも無いこのデッキではほとんど対処できないクリーチャーだ。
当然総攻撃してくる相手。まずは【解体屋ピーカプ】が攻撃してくるが・・・そこでシールドトリガー【デーモン・ハンド】が発動!
落ち着け・・・ここで選択を誤ったら勝利への可能性は無くなる・・・
「【デーモン・ハンド】を・・・【襲撃者エグゼドライブ 】に!」
残った【不死身男爵ボーグ】で攻撃され、こちらのシールドは0に。
返しの自分4ターン目、【黒神竜ギランド】を召喚。【トット・ピピッチ】とピピッチの効果でスピードアタッカーになったギラントで攻撃して相手のクリーチャーと相討ち。とりあえずクリーチャーを殲滅することに成功。
ここからは互いに引き勝負。相手はスピードアタッカーか1ターン進化が手にくれば、もしくはクリーチャーを呼んでもこちらが除去呪文を撃てなければ負けだ。
こちらはまず【コッコ・ルピア】を呼び、【バルキリー・ドラゴン】でどんどんドラゴンを戦線に並べ始める。何ターンか、“相手がクリーチャーを呼ぶたびに除去呪文を打ち込み、その合間にドラゴンを呼ぶ”というのが続く。
最後は2体の【バルキリー・ドラゴン】と【バザガジール・ドラゴン】、【コッコ・ルピア】で総攻撃して勝利。

完全に負けかと思ったデュエルで勝ちを拾うことができた。「ひょっとして・・・今日はオレの日か!?」と思ったのはこの時だった。



○ 第5回戦 火闇 バルガゲイザーデッキ 後攻 勝ち

うわー! 同型デッキだ! 中身は若干異なるようだが・・・

後攻スタート。
相手2ターン目、【ブラッディ・イヤリング】(闇、第1弾) を召喚。こちらは2ターン目までは何もできません。
相手3ターン目、チャージのみで終了。返しのターンに【コッコ・ルピア】召喚。
相手4ターン目、【黒神竜ギランド】を召喚。返しのターンにこちらは【紅神竜ジャガルザー】を召喚。
相手5ターン目、チャージのみ。返しのターンに【紅神竜バルガゲイザー】を召喚。【コッコ・ルピア】で攻撃。相手ブロックしなかったので【紅神竜ジャガルザー】の特殊能力で【紅神竜バルガゲイザー】がスピードアタッカー!
【紅神竜バルガゲイザー】で攻撃!
【バルガゲイザー】の特殊能力発動!
おおっと、【紅神竜バルガゲイザー】
攻撃自体は【ブラッディ・イヤリング】にブロックされる。

相手6ターン目、2体目の【黒神竜ギランド】を召喚し、1体目の【黒神竜ギランド】で【バルガゲイザー】に攻撃して相討ちを取りに来る。返しのターン、【バルガゲイザー】で攻撃。さすがに特殊能力連続当たりは無く。ブレイクしたシールドからは【デーモン・ハンド】が飛び出し、【紅神竜ジャガルザー】は墓地に。しかし【コッコ・ルピア】で攻撃し、相手シールドは0枚に。
その時点で相手投了。


○ 第6回戦 火闇水 スラッシュ? 先攻 勝ち

終戦です。なんと決勝に残りました。素直にワクワクします。

本日初めての先攻スタート。
自分3ターン目、【コッコ・ルピア】召喚。返しのターンに
【ロスト・チャージャー】(闇、第9弾)を打たれ、デッキから墓地に【紅神竜バルガゲイザー】を置かれる。
自分4ターン目、手札には何も使えるものが無い。この時点で相手は呪文デッキなのはわかっていた。とりあえず【コッコ・ルピア】で攻撃。【バースト・ショット】がシールドから飛んできた。
自分5ターン目、仕方ないのでチャージのみ。返しのターンに【ロスト・チャージャー】(闇、第9弾)、またも【紅神竜バルガゲイザー】を墓地に。
しかし6ターン目には普通に手に握っていた【バルガゲイザー】を召喚。嫌がる相手。そりゃあ、そうだ。返しのターンには【スケルトン・バイス】(闇、第8弾)を打たれる。
でも7ターン目、今引きバルキリー・ドラゴン】をキャスト。例によって手札に【バルキリー・ドラゴン】を引っ張ってくる。そして【バルガゲイザー】で攻撃(特殊能力はハズレ)。シールドから飛び出した
【ミスティック・クリエーショ】(水、第6弾)で相手はマナゾーンから【ロスト・チャージャー】を戻す。返しのターンに相手はその【ロスト・チャージャー】を使用。やはり【バルガゲイザー】を墓地に。
自分8ターン目、さらに【バルキリー・ドラゴン】を召喚しつつ総攻撃で、相手シールド0枚に。トリガーで【サイバー・ブレイン】(水、第1弾)が飛び出すもどうにもならなく、相手投了。

◆◆

というわけで、6−0で優勝。
なんと、初優勝ですよ!
自分で試行錯誤を繰り返したデッキで初優勝とは、喜びもまた一塩というもの。
多分に運や相手の未熟さに助けられた感もありますが、素直に喜ぶことにします。ヤッタぜ!

(おまけ:簡易レポ