第9話『軍の狗(いぬ)の銀時計』
「軍の狗にくれてやる飯も寝床もねえわ!」


というわけで、マスタングに命じられて炭鉱の視察にやってきたエルリック兄弟。
だが、町の人はエド国家錬金術師だと知った途端に宿から追い出してしまう。
町は統治している軍人の圧政で苦しんでいて、その為に国家に対して不信感を募らせていたのだ。
それを知ったエドは町の人を救うために一芝居打つことにする。


まぁ、そんな。
国家錬金術師=国家の狗で汚いヤツ”という図式にエドは当てはまらないぜ!
という話ですな。
本筋には関係あるようで無い、1エピソードですな。そういう意味で第1・2話に近い。エドが支配軍人を担ぐ芝居をしているあたりが楽しかったです。
第1話を見たときには、毎回悪人を懲らしめる話かと思ったものでしたが。
水戸黄門とかみたいに
アル「ひかえ! ひかえおろう! この銀時計が目に入らぬか!」
悪人「は! その銀時計は!?」
アル「このおかたをどなたと心得る! 恐れ多くも鋼の錬金術師エドワード=エルリックであらせられるぞ!」
エド「そのほうの悪事、断じて許すことできぬ! 潔く腹を切れい」
悪人「最早ここまで・・・皆のもの出あえ―! この者は国家錬金術師の名を語る偽者ぞ!」
エド「仕方がありません・・・アルフォンス、懲らしめてやりなさい!」

・・・ん? 色々交じったな。