仮面ライダー555 パラダイス・ロスト


オルフェノクに支配されている近未来。
数少ない人類がレジスタンス活動行っており、その中にはヒロイン真理の姿もあった。
行方不明の555。
果たして人類の未来は・・・!?

といった、TV本編と異なる、パラレルワールド的展開。
その点、去年の龍騎と同じですね。
アクション中心に進めるというのも同じ。
ただ、今回はあまり面白くなかった。
世紀末的状況で『追い詰められた人間の醜さ』とか『人間とオルフェノクは分かり合えるのか』というテーマを描こうとしているとは思いました。
そういうお話を作るために、映画だけのゲストキャラが何人も登場しています。
が。
それには、ゲストキャラが薄すぎたと思う。
思うに、せっかくメインキャラで人間・ライダー・オルフェノクが揃っているのだから、メインキャラと社長一味のみ中心で、それ以外は“その他大勢の人間とオルフェノク”で別にキャラを登場させずに話作った方が良かったのでは無かろうか?
帝王のベルトも、結局は使い捨てで意味無かったし。
というわけで、普段あまり突っ込まないワシでもお話に穴がかなり見える程だったのですが。
アクションはそれなりに楽しめましたので、映画はそれなりに楽しめました。

一応思ったこととして。
カイザの映画でも格好悪いなぁ、しかも扱い悪いし、とか。
木場さんは映画でも騙されるなよ、とか。
ちょっとおかしかった。