お姫様のレシピ(高宮智/小学館(ちゃおフラワーコミックス)

ンドウさんに読まされた。
「オレは少女漫画だ!」と大声で自己主張しているような漫画短編集。
お約束な話のオンパレードではある。だがしかし、どのお話も綺麗で至極関心した。
一番面白かったのは表題作だが、個人的に最も衝撃を受けたのは「恋するプログラム」。

無理矢理結婚されそうになる良家のお嬢様が家出して、自分を守るために雇った少年は自分はロボットだと言うが・・・

という感じの話なのですが。
お話がワシの読みとは全く違っていて、その素直な展開に逆に見えない角度からパンチを食らった感じを受けた。
「つまり男の方がマルチ(ToHeart)なんですね」とこれを読ませたンドウさんに言うと微妙な顔をされた。
まぁ、話が似ているわけではないけど。