宇宙のステルヴィア
第12話「こくはく」
脚本:大河内一楼/コンテ:どじゃがげん/演出:日下直義
ED曲が元に戻っていたな。なぜだろう。
前回の続き。

未遂とはいえ故意だった為に初佳(あやか)は暫定的に無期謹慎処分。
志麻に明かされたやよいと初佳の過去。
「りんなのお別れ会」兼「クリスマスパーティー」。
初佳の“こくはく”。
光太の“こくはく”。

なるほど。初佳と光太、2人のこくはく話だったと。

・・・というわけで、今回のメインは前回に引き続き「やよいと初佳」。
「なぜ初佳が志麻を傷つけようとしたか」と言えば、結局は嫉妬と焦りからだった。
自分は弛まぬ努力で築いてきたものが、自分には無い才能であっさり追いつき追い抜かれようとして(少なくとも初佳自身はそう感じて)焦った結果だった。
このあたり、実は第8話「わたしですか?」で志麻が乗り越えている事なんですよね(同じ脚本家なのは偶然では無いハズ)。
志麻を蹴落とす事で維持しようとした初佳のプライド。
しかし、それも下級生である光太に打ちのめされる事で粉々に砕かれた。
被害者である志麻もやよいも、初佳を攻めることをやめた。
志麻は「自分にも嫉妬はある」と、初佳を攻める事を放棄し。
やよいは「人には誰にも光と闇がある。初佳にも自分にも」(←セリフが長いので大雑把に簡略)と、許しを与えた。
しかし、初佳自身の心に決着はついていない。
これから初佳はどうするのだろうか?
そのあたり、是非描いて欲しいな。

んで、今回の事件を切っ掛けに結ばれた志麻&光太ですが。今回の話においては、おまけ。
第2クールのメインに関係してくるので注意といえば注意すべきですが。ま、その初々しいラブラブっぷりは次回で描かれることでしょう。