青黒コントロール研究

ディメンション・ゼロのデッキ。
単純にハンドアドバンテージを取れるカードをより集めて組んだデッキ。

【青黒コントロール:フォグ・ミュラー
(青*20)
3*濃霧の魔氷フォッグ
3*玩具商人ペンギン・ポー
2*シーホースルドルフ
3*氷柱の魔氷アイシクル
3*宝石商人ファルコン・ケン

3*益々繁盛
3*グッバイ・マイ・エンジェル
(黒*20)
3*夢見る人形エリザベス
3*真夜中の狩人ミュラー
2*スパイク・ガールズ
3*微笑む人形マリアン
1*魔少年ダミアン
3*ジャグリング・パペット
1*ギガンティック・スカルドラゴン

3*黄泉返りの呪法

(サイドボード)
2殺意の魔煙キラー
3*失恋の痛み
2*死神の鎌
2*冥王の鈎爪
1*冥界の門

昨年末の平日大会で優勝した時のレシピを元に組み替えたデッキですが、先日のグランプリ予選では調整不足と練習不足でボロボロでした。テヘ♪

とはいえ、色々見えてきました。
先日の日記の補足の意味も含めて、省みてみます。
基本的に青と黒の優秀ユニットで場をコントロールしつつハンドアドバンテージを得、その中で勝機をつかむ、という戦略です。が、決め手に欠けるのは確か。それを補うべくいくつか改良を試みました。

素晴らしき【ジャグリング・パペット】
以前のレシピでは、最大サイズのユニットは、パワー5000の【情報商人オウル・カーン】でした。考えランねー。まぁ、場をコントロールし切れば十分…かと思っていたのですが、5000て今の環境簡単に殺されすぎます。決め手に欠けすぎるので色々悩んだ結果投入したのが【ジャグリング・パペット】です。
パワー6500は【カオスビースト・ゲンブ】や【轟く斧の乙女】に一方的に殺されるので正直「微妙すぎ」と思っていたのですが、これが大活躍。
今のカードプールでは、【ジャグリング・・・】を同等か上回るパワーを持つユニットで実際に投入しやすいモノは緑か白にありますが、【ジャグリング・・・】と同コスト以下となれば、前述の【カオスビースト・ゲンブ】や【轟く斧の乙女】、あるいは【カオスビースト。スフィンクス】以外にはありません。しかも【・・・スフィンクス】のパワーは7000で【・・・ゲンブ】に負けてしまうため同じ色であることも手伝って、両方共は使用されにくい。それも緑黒等の2色デッキともなれば両方はまず使われません。なれば、メタ的には【ゲンブ】さえ何とかすればほぼOK。なにより、緑の主戦力【象砲手バルカン】に一方的に打ち勝ちのが大きい。そして、黒はパワーに関係なく除去するのが得意です。なんと素晴らしきパペットよ!

おかえり?さよなら?【グッバイ・マイ・エンジェル】
パワーに関係なくスクエアからユニットを消してしまうのが【グッバイ・マイ・エンジェル】の利点。ですが、世間的にも自分の周りでもメインから使用されることは少ないようです。おそらく、

  • 【ディメンション・ロード】と違ってクイックタイミングであること
  • 相手ターンにもユニットをプレイできるこのゲームにおいて、ただ手札に戻すだけではアドバンテージを得られにくいこと

この2点が使用を敬遠される理由と思われます。まぁ、同じ理由でオレも使っていませんでしたし。
が、使用するタイミングさえ誤らなければ、十二分に活躍してくれます。
さて、どういう場面でこのカードをプレイするかと考えると、

  • 相手ユニットの移動した後、もしくは移動宣言にスタックしてそのユニットを使用する。

【大巨人コスモクエイク】や【ギガンティック・スカルドラゴン】の移動にスタックしてそれらに使用したりする場合を除けば、ただ移動したのを戻してもそこまで得した気分になりません。が、これに自分のユニットが攻撃する際にうまく使えばどうでしょう。
たとえば、こちらの中央エリアのユニットを踏み潰そうと移動してきた相手ユニットに対して使用した場合、相手のそのユニットのプレイと移動に掛かったコストを丸ごと無駄にしながら、こちらの攻撃を維持できます。
また、こちらが敵軍エリア方面に移動するに際して相手の大型が邪魔していたとしましょう。これまた相手の手に戻せば、ほら、道が開けます。
これはすなわち、攻防を同時にカバーする使い方で、【グッバイ・マイ・エンジェル】の基本でしょう。【ディメンション・ロード】ほどの柔軟な運用はできませんが、メタ的に緑の大型ユニットを戻せるのは魅力です。
また、バトル中以外のダメージ、あるいはカードの効果で殺されそうになった自軍ユニットを護れます。何でもかんでも戻せばよいわけではありませんが、覚えておけば役に立ちましょう。
というわけで、このカードは防御的なカードと考えていましたが、実は攻防に活躍するカードなのでした。


というわけで、改良したのですが、今のままでは決め手に欠けすぎまして、勝ち筋がハッキリしねぇつうか、強味が強味になってねぇという感じでして。
新しい方向性を打ちださねば。