ゾイドジェネシス

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第34話『強襲』

すごい、凄いぞ! ゾイドジェネシス
自分が見始めたのは、無敵団後、つまり後半戦に入る少し前だっただけれど、面白ーい!!
第26話『霧の川』に続き、ルージ君大活躍の今回。
ムラサメライガーの進化の格好良さもさることながら、やはりルージという主人公がイカス!

「みんなが自分に期待してくれている。だから・・・!」というルージの心情は、正直予想外でした。自分の役割(反ディガルド部隊の英雄的存在)を自覚して成長するのは、案外お約束外のイベントではないか。
「みんなが自分に期待してくれているから、オレがやらなきゃ」というのは、プレッシャーであり、大抵そういう心情の主人公(ヒーロー)はその段階で挫折する(次の話では復活したりするけど)のだと思っていました。
ところが、ルージ君は素直に「だからオレが頑張る!」と、見事プラスに転化してしまいました。偉いよルージ君。格好よいぞルージ!

そう、キャラの立ち方が凄い良いのよね。この作品。
そんな中、ルージ君についでお気に入りは元領主ラ・カン様。地味なんだけど、ちゃんと自分の立場を踏まえた行動、人を見る目もあるし、結構ナイスガイなおじ様だ。大部隊を率いるには何か足りないんだけれど(実際、一度は反乱部隊壊滅してるし)、まぁ成長したルージ君がついてるから大丈夫だろう。「私の人望などこの程度」と自分でも言ってるしな。まぁ、結構苦労人みたいだから。

そして、忘れてはいけない、ルージ君の宿命のライバル、ザイリン少将。「待っていたよ、ルージ君!」
最初はすかしたヤツだな、という感じで好かんキャラかと思ったんだけど、良いやつですよ。ほんと。「待っていたよ、ルージ君!」
年下(だよな?)のルージ君をちゃんと好敵手として認めてるし、頭脳明晰で天才的ゾイド乗りだし、ライバルとして申し分なし。そういう意味で『霧の川』以来、好感度高し。

というわけで、もうすぐ発売のDVDが楽しみです。