ルールサイトは利用されている?

昨今のリーフファイト界はver.5.00が出て色々あったのですが。
自分にとって一番ショックだったのは総帥の強さ・・・ではなくて、ミーシャさんがルールサイトを閉めてしまったことです。
新しく書かれているブログ日記を読む限り、全くやめたわけでもなさそうで気にしていたのですが。
6/23日記にこんな書き込みが。

http://mi-sha.cocolog-nifty.com/blog/2004/06/post_22.html

>Ver1.00の頃のことを知っている以上、意見を統一するのはどれだけ大変なことか・・・ でまぁ、統一することに労力かけるくらいなら、個人でまとめた方がよっぽど進むだろう。そんな考えで、いままでいろいろやってきたわけですが、今はサイトを絞めてます。サイト閉じたのは、そういうページを作っても殆ど利用されていないという事実を知ったから。

T「ミーシャさん、○○の事なんですけど〜」

M「それ、オレのサイトに掲載しているよ。それ、読んでよ。」

T「だって、読むの面倒だし」

せっかく作っても読まないんじゃ無理して作る意味がないだろうと
と、あったのですが。
「そういうページを作っても殆ど利用されていないという事実」
それは(公式サイトも含めて)ルールに関するサイトは、ほとんどそうだと思います。
しかし、にも関わらずルールサイトは多くのプレイヤーに役立っています。
特にミーシャさんの作ってこられたルーリングの集積サイトの有益さは計り知れません。LFTCGのように公式サイトでのルーリングが不十分なゲームでは特に(国産TCGの多くはそうですが)。
殆ど利用されていない(見る人がいない)のに多くのプレイヤーの役に立つ。
なぜか?

ver.2.00のころ、自分も大会でジャッジをするために公式FAQや私営のFAQサイトなど目を皿のようにして検索してしていたものでした。
で、大会を開いてジャッジをするわけですが、実際に聞かれるのは公式FAQにも掲載されている些細なことがほとんど。
「おいおい、公式サイトくらい読んでよ!?」とか思っていたものでした。

しかし、
「一般プレイヤーはルールサイトを見ない」
これは事実です*1。なぜかというと、「読むの面倒」だから。
じゃあ、だれがそんなルールサイトを利用するのか?
それは大会でジャッジをする人間です。
ジャッジはカードについてのルールについて詳しいのは当然なので、ルールに関する情報もチェックする。当然ですよね。
ではそのジャッジが蓄えた知識はそのジャッジ自身のみのモノかというとそうではなくて、ジャッジから大会に参加するプレイヤーに還元されていくのです。
ジャッジがルールに関して万全を期することによって、プレイヤーにもルールの知識が伝わるし、安心して試合に臨むことができる。


そういうことなんです。
だから、ミーシャさんの頑張って作ってきたルールサイトは、実際のアクセス数以上に全国たくさんのプレイヤーに役立っていたはずです。
ですから、ミーシャさんには「役に立っていなかった」とか思わないでほしくない。
素直にそう思います。

できるならミーシャさんにはサイトを再開(貴重な資料も多いので以前の情報の公開だけでも)して欲しいと思っているのですが、いかがなものでしょうか?

*1:もちろんそうでない勤勉な方(褒め言葉)もいらっしゃいます