デュエルマスターズ
◆「ばかナ」に捧げる鎮魂歌

殿堂ルール採用され、「ばかナ」デッキは大会で使用できなくなりました。
とはいえ、その基本コンセプト自体はそのまま新環境でも使用可能と思われます。
せっかく話題を振っていただいたので、自身おさらいする意味でもまとめてみましょう。
レシピはFB徳島のHP(↓)から。
http://www.stannet.ne.jp/fb/dm/dm25.html
■4色ばかナ!!
4x マリン・フラワー
3x グレーブ・ジェリー
4x 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・ドライブ)
2x ストーム・クローラー
2x ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
4x アストラル・リーフ
3x フェアリー・ライフ(S・トリガー)
4x メビウス・チャージャー
4x サイバー・ブレイン(S・トリガー)
2x デーモン・ハンド(S・トリガー)
3x ロスト・ソウル
3x 地獄万力

HPで解説されている動きでは、リーフ進化→メビウスチャージャーが動きの基本のように書かれていますが、このデッキの根本はそこではありません。

このデッキの構成は、
・マナ加速
・クリーチャー除去
・手札破壊
・(シールドを無効にした上での)攻撃
・・・の大きく4つ。

『、【フェアリーライフ】(自然、第6弾)や【メビウス・チャージャー】(自然、第7弾)といった自然カードでマナ加速し無数のマナ加速カードを使用し、早いターンで【地獄万力】(火、第7弾)や【ロストソウル】(闇、第2弾)といったコストが重いが強力なカードでアドバンテージを叩き出す。そうして相手の手札と場を壊滅させた上で、【ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン】(火、第6弾)で相手に手札を与える事無くシールドを破壊して勝利する』
これが「ばかナ」デッキの勝利への青写真です。
【アストラルリーフ】(水、第4弾)はその過程で、ハンド・アドバンテージと【メビウス・チャージャー】(自然、第7弾)によるマナ加速を強化する役割を担います。もちろん、マナ加速の最速は【アストラルリーフ】【メビウス・チャージャー】と繋げることですが、それはあくまで最速であって、最良の動きとは限りません。相手が速攻殴ってくるようなデッキであれば【アストラルリーフ】をマナゾーンに送らず、クリーチャー除去の役をする事もありますし、手札があまりに悪いときには【アストラルリーフ】の上に【アストラルリーフ】を更に呼び出して手札を強化する、といったことも必要でしょう。
あと、小技としては【メビウス・チャージャー】はリーフへの進化前の種クリーチャーに打ち込んでもに撃っても十分なマナ加速だとか、新ルールにより空撃ちによるマナ加速もできることを覚えておくと役に立つかもしれません。

デッキが上手く回っているかの目安としては、自分の5ターン目位に【地獄万力】(火、第7弾)や【ロストソウル】(闇、第2弾)が撃てること。それができれば、相手が4〜5マナ域の強力なカード(【アクアン】(水、第4弾))を使ってきたり相手クリーチャーがちょうど並んだ辺りで反撃にまわれるはずです。

http://www.stannet.ne.jp/fb/dm/dm33.html
FB徳島のDM研究所第33回(上記URL)で紹介されている「重呪文デッキ4色グッドスタッフ」は「ばかナ」と基本的なコンセプトは同じです。こちらは【メビウス・チャージャー】では無く【ラブエルフィン】(自然、第2弾)や【神秘の宝箱】(自然、第6弾)が採用されているので「ばかナ」よりもマナ供給に関しては安定するかもしれません。
また、【サイバーブレイン】が使えなくなったのは痛手ですが、【スケルトンバイス】(第8弾)による手札破壊が強力でいけてます。
◆◆
ちなみに、自分は同じようなコンセプトで【ツインキャノン・ワイバーン】(火、第5弾)と【バザガジール・ドラゴン】(火、第6弾)を各4枚突っ込んで暴れさせて勝つというデッキを組んで遊んでいました。懐かしい思い出です。