マリア様がみてる
第6話『ロサ・カニーナ

原作の要所は押さえていたと思う。・・・思うけれど、本当に要所だけだな。
そこで思い出したのは、以前AT-Xで放送された「フィギュア17 つばさ&ヒカル」だ。

フィギュア17」はTVアニメとしては異例の1話60分枠(全13話)で作られた実験的アニメーションとして話題になった(した?)作品だ。 従来のフォーマットとは違うため製作は手探りだったらしいが*1
この作品では(学校を主舞台にした)日常ドラマと(戦闘を行う)非日常ドラマの両方を描いているが、双方をじっくり描くことが出来たのは1話60分枠であったおかげだろう。むしろ、それ故に生まれえた作品ではあるのだけれど。

話を戻して。アニメ版「マリア様がみてる」は多分に尺で苦労しているが、もしも1話60分で作られてたなら? 原作のテイストを存分に生かせたモノが作りおおせたのではなかろうか?
そんな事を考えてみた、今日この頃でした。

*1:フィギュア17」は、毎月最終日曜日に放送(つまり月1回)という、これまたTVアニメとしては特異な形式で放送された。このことからも特殊性が伺われる。