鋼の錬金術師
第16話『失われたもの』
「それでもオレは・・・」(エド

今回の話のように、他人の価値観が提示されていく中で、主人公兄弟は志を曲げずに困難に立ち向かっていく・・・というのは最早ハガレンのパターンか?
過去編が終わって以降、主人公兄弟の価値観(生き方)は今の状態から変化しない。どれだけ傷つくことがあったとしても。
それはいいんだけれど、彼らの成長の要素も止まっちゃってるんだよな、これが。
だから、実際に賢者の石そのもの(現物)を巡る話になるまでは「石を探して僕らは今日も旅を続けています。途中で出会った困った人は助けます」的話が延々と続くということになる。

キャラクターは良い(ワシはアルが好き)。旅する目的もある。
でも、見ていて今一つ魅力を感じないのは、ワシの目に同じことの繰り返しに見えているからじゃないだろうか?