新たなる翼

カレイドスター 新たなる翼
第34話『やっぱり すごい レイラさん』
「苦しいときに自分を救えるのは自分自身よ。どこを目指すのか、何を掴みたいのか、それを知っているのも自分だけ・・・。全ての答えは、あなたの中にあるのよ」(レイラ=ハミルトン)

レイラさん、カッコイー!
そらの心中を察しながらも、ダイレクトなアドバイスをするのではなく、こんな言葉を投げかけるとは・・・。
格好良すぎだよ!

カレイドステージがメンテナンスの為に一週間のお休み。
そんな時、現在レイラが出演しているステージに臨時出演して欲しいとレイラからそらへの打診が。
「レイラさんに会える!」喜んでレイラの元に飛んで行くそら。だが、その話を聞いていたメイがこっそり後を追って来ていたのだ。「私をそらの代わりにステージに上げてください!」
そこでレイラは、2人に出演するようにと言い出して・・・。

そんなお話だったんですが。
「また、そらとメイの役の取り合いかよ」と思っていたら、とんでもない。
2人の争いというよりは、レイラを通してそらとメイのこれからの課題(または問題点)をそれぞれのキャラ(と視聴者)に意識させるという、重要なお話でした。
第3クールに入ってからは派手な舞台シーンで争いや葛藤を描きがちだったカレイドスターですが、今回はかなりキャラが語るお話でした。

第2クール終了時に完全に退場してしまったキャラだと思っていたレイラでしたが、なるほど今回のような使い方をするなら出番はこの先もありそうだ(相変わらず格好良いしな)。そらにとってもメイにとっても重要なキャラだし(それぞれの意味合いは違うが)。

今回のようなお話は、レイラが既に完成されたキャラだからでいたのだろう。
第2クールまでは主人公を引っ張りあげる存在としてだったが、第3クール以降はどうなるか。楽しみだ。

「答えは自分自身の中にある・・・」(苗木野そら