の見方

http://f11.aaacafe.ne.jp/~umineko/wal/wiki.cgi?Stellvia#i1
しーぽん考察、というより宇宙のステルヴィア考察リンク集、ですね。

ポイントとしては6月24日分日記にも同じような事を書いたけど「分かりやすいアピールポイント」が無いこと。
トップをねらえ!」と比較されたり、第12話のキスシーンへの反発(しーぽん萌え)現象が巻き起こった理由はそれに尽きる。

作品の本質は、特異なSF設定を背景にしつつも、キャラクター達の(戦艦だったり学園だったりはするけど)日常ドラマ(学園、もしくはホームドラマ)であり、「学園戦記ムリョウ」と同じなのです。
その顕著な例が第13話「ふゆやすみ」であるわけで。

どちらかのサイトで言われていたですが、「ビバリーヒルズ高校白書」(青春白書に非ず)的な要素も確かにあるとは思います。学生集団を描いているという意味では。
第13話は、まさしく感じが近かった。
といっても、あっちはお米の国的社会問題も結構取り入れたりしていた(人種差別とか銃問題とか)し、お米の国の高校生集団を中心としているし、ということで男女関係の比重も結構高かったしで、「ステルヴィア」とは違った面の方が多いのですけれど。

「分かりやすいアピールポイントが無い」点で、同じく佐藤竜雄監督作品である「学園戦記ムリョウ」も同じなのですが、あちらは現代日本と地続きな世界なのに対し、「ステルヴィア」のよりSF的(に思わせる)未来世界の宇宙ステーションなのが作品解釈(楽しみ方の模索)を妨げている(わかりにくくしている)のではないかと思うのです。

http://www.fukudiary.com/mt/archives/000170.html
↑今回の文章を書くキッカケになった、第13話の感想文。

>この作品は、受け手に対して主体的に楽しむことを要求する――ある意味では不親切な――アニメなのかもしれない、とふと思いました。

割と、ワシの考えに近いかな、と。

なお、ここまで書いたコトは、あくまで「宇宙のステルヴィア」第13話まで鑑賞してのお話なので、次回以降最終話までを鑑賞した後は感想が変わる可能性が高いです。