第8話「つらくても すごい スター」
待望のレイラさん話でした。
よかったわ。



レイラ(主人公の所属する劇団のトップスター)は父にステージを見に来てほしいけれど、レイラ父(大企業の社長)は仕事が忙しくて一度も見に来たコトが無いという。そら(主人公)は、なんとか父にステージに招いて二人の心を繋げようとするが・・・


なのですが、
レイラ「お父さんが初めて私のステージに来てくれた!そら(主人公)のおかげよ!」
とかいうお話では無く。

自身の父を幼い頃に亡くしているそらにとっては、ほっとけなかったコト。
レイラさんとお父さんがお互いに思いあっているのに、旨くコミュニケーションが取れていないこと。
それをなんとかしようとするそら。
お約束ではお父さんが現れるはずなのですが、現れさせずに今回の話を解決しているのは素晴らしく気が利いている展開でした。
レイラ父の話をまた持ってこれるわけだし。
ワシ的にはオッケー。ていうか、カレイドスターの中で秀作エピソードの一つと思われます。
人は些細なことで心が救われたりするものですから。

◆今日のレイラさん
「少しくらい評判がいいからといって、うわついた演技をしないでちょうだい!」
レイラさんは今日も御機嫌斜めだわ、ってことで。
初めは姫川亜弓*1かと思ったレイラさんですが、あのような完璧なキャラはそうそういないということで。
今回のお話でレイラさんが悩んでいるようなことは、姫川亜弓がすでに乗り越えているところなんだよなあ。
まあ、レイラさんは主人公のライバルという位置づけではないので問題無いのではあるけれども。

*1:ヒロインが大女優を目指す長編漫画「ガラスの仮面」(美内すずえ 白泉社)に登場する、ヒロインに対する史上最強のライバル。天才美少女で努力家という完璧キャラ。その上、父が映画監督、母が大女優という演劇界のサラブレッド。当然お金持ち。ワシの知る限りで史上最強のライバルキャラの一人。